大学生になって自由な時間が増えたしバイトしてみようと思う人は多いですよね。
私はバイトを始めたのは大学生になってからでした。
薬学生ってバイトってできるの?
何を基準に選ぶといいんだろう?
こんな風に悩んでいる人多いです。
そこで今回は、「バイトを選びの時に知っておくべきポイント」を解説していきます。
私がバイトでしてきた経験と周りの友達の生の意見をきいてまとめた記事になります。
この記事では以下の事がわかります。
- バイトで選びで優先すべきこと
- おすすめのバイト:メリットとデメリット
バイト選びに悩んでいる人はぜひ最後まで見ていってください。
実習中のバイトについて知りたい人は、【薬学生】実習とバイトの両立はできる?両立するためにしてはいけないこと3選で解説しているので、合わせて読んでみてください。
薬学生はバイトできる?:バイトできます!
薬学生は忙しいですがバイトできます!
私の周りの人もバイトをしている人がたくさんいました。
講義が多く時間を取りにくいですが時間を作ることはできます。
少ない時間の中でバイトするためバイト選びは慎重にする必要があります。
バイトをする時に優先すること
まず、バイトを始める前に何を優先すべきかをしっかり決めることが重要です。
バイトを決めるときに見るべき項目は下のようになります。
- 時給
- 勤務時間
- 休みの取り方
- 雰囲気
それぞれの優先順位は人によって異なります。
稼ぐことを優先するのか、それほど稼げなくても雰囲気を優先するのか、様々な選択肢があります。
まず、自分が何のためにバイトをするのか考えてみましょう。
そして、目的から自分の優先するべき項目がどれなのか決めましょう。
それぞれの項目についてどうして優先すべきなのか詳しく解説していきます。
時給
やっぱりバイトするなら時給は大事っていう人は多いですよね。
大学生は思っているよりもお金がかかります。
友達とのランチ、毎年かかる教科書代、サークル費用、趣味、旅行など様々です。
薬学部だと特に、教科書代はものすごい額になります。
なぜなら、専門書なので一冊の値段も高く、冊数も多いのです。「こんな冊数本当に使うの?」と毎年驚きます。高校と比べると厚みも冊数も全然違いますからね。
教科書代を安く抑える方法については、【大学生向け】中古の教科書のメリット おすすめの購入方法5選にて解説いていますので、あわせてご覧ください。
お金はたくさん必要になるのに、薬学生は他の学部と比べて授業が多いので長い時間バイトするのは難しいです。
バイトの時間を増やしすぎて留年なんてもってのほかですから、どうしてもバイトの時間は限られてしまいます。
そのため、できるだけ短時間で稼ぐためには時給の高いバイトを選ぶ必要があります。
生活費や長期休暇に遊ぶためのお金を稼いでおくには時給の高いバイトを選びましょう。
勤務時間
薬学生は他の大学生に比べてバイトできる時間に制限があります。
なぜなら、薬学部の講義は朝から夕方までびっちり入っていることが多いからです。
深夜までバイト、お昼にバイトを入れるということはなかなか難しくなります。
また、講義のほとんどが必須科目なので単位を落としてしまったら留年してしまいます。
来年とればいいなんてことができないのが薬学部です。
テストの点数だけで単位をくれる講義なんてほとんどなく出席してないとテストすら受けさせてもらえません。
そうなれば、単位を落とすことが確定します。
内容も難しいものが多いので講義をしっかりと聞かなければテストで点数をとるのはむずかしいでしょう。
土日勤務や夕方のみの勤務など自分に合った勤務時間が選べるかは重要になります。
休みの取り方
休みの取りやすさはバイト先によって大きく左右されます。
休みを取るのに代わりの人を探さなくてはいけない。
1週間の休みは取らせてくれない。
こういうバイト先は本当にあるんです!
休みをとれないバイト先と薬学生にとっては死活問題になります
薬学部のテスト期間は本当に長いんです。
それぞれの講義の勉強も内容が濃く1か月、2週間前から準備をしておく必要があります。
その間にバイトを休めないと成績がどんどん落ちていきます。単位を落とすなんてことも!
長期休暇に旅行に行ったり、帰省したりするときに必ず休みは必要です。その時にいやそうな顔をされたり、無理だと断られたりしたら嫌ですよね。
バイトを始める前に休みの取得は面接で必ず聞く必要があります。
雰囲気
バイト先の雰囲気を知ることは1番重要になります。
なぜなら、バイト先の雰囲気が悪いとバイトに行くことが嫌になってしまうことが多いからです。
今ではネットで申し込んでそのまま面接なしでバイトする、なんてこともありますが実際自分でバイト先を確認することをおすすめします。
店員同士の細かい関係などはわからなくても、お店の雰囲気を知ることはできます。
ものすごく忙しい時にギスギスしているのか、助け合って動いているかちょっと観察してみましょう。
働いてみたい場所があったら、自分で訪れてみたりバイトをしている知り合いに尋ねたりするのがいいかもしれません。思ったよりも忙しそうだったりするかもしれませんね。
バイトを決定する前にしっかりとバイト先の雰囲気を知っておきましょう。
おすすめバイト
おすすめのバイトは以下の5つになります。
- 家庭教師・塾
- 飲食店
- 短期派遣
- 薬局
- コールセンター
ここからはおすすめのバイトをそれぞれのメリット・デメリットを出しながら詳しく紹介していきます。
あなたのいきたいバイト先はどれですか?
家庭教師、塾
始めるのならやっぱり時給が良いところがいいですよね。
他のバイトに比べて1.3倍くらいの時給になることが多いです。
時給も良くて体力をそんなに使う必要もないので女性には特におすすめです。
自分の得意だった科目を担当することが多いです。
高校生の塾に行くなら高校の記憶の新しい1年生のうちにするといいですよ。大学に入ると使うことは少なくなるのでだんだんと忘れていきますよ。
勤務時間が固定されているので予定が立てやすいです。
ただ、代わりを探したり生徒の休みなどに左右されてしまうこともあるので注意が必要です。
長期的な休みを取るのも難しいことが多いです。
塾講師のアルバイト特集メリット
- 時給が高い
- 自分の好きな科目を活かせる
- 時間が固定されているので計画を立てやすい
デメリット
- 長期的に休みを取りづらい
- 長期休暇では勉強合宿がある場合も
- 担当の学生がいると一年辞められないかも
飲食店
飲食店で働くとお客さんと接するのでコミュニケーション能力がつきます。
働いていると厨房の人との連携や他のスタッフ、社員の方との関係を深めていくことが必要になります。
同年代の人多い場所だと友達もできやすいですよ。他の大学や学部の話を聞くのは新鮮でとても面白いです。
まかないがある飲食店であれば一人暮らしの方にとっては最高ですよね。
私もまかないのおかげで食費は浮くし、味はいいのでもらえるときはいっぱい食べてました。
賄いも無料のところもあれば、メニューの中から割引で好きなものを食べれるところなど様々です。
飲食店の仕事は並行して行うことが多いので順序だてて行動することができるようになります。
この能力は、学校でも役立ちます!
実験をしていると実験器具を洗ったり、次必要な薬剤を準備したりが必要です。
グループで行ことが多いのでその際に迷うことなく動くことができるようになります。
実験を失敗すると居残りしてやることもありますからね。そんなの嫌ですよね。
メリット
- コミュニケーション能力が高まる
- 賄いがある場合食費が浮く
- 並行して物事を行えるようになる
デメリット
- 体力を使う
- 時給があまり高くないことが多い
短期派遣
短期派遣のバイトは、時間の融通が1番ききます。
なぜなら、自分のしたい時にしたいバイトができるからです。
短期派遣は1日~3日しか拘束されません。
突然空いた休みにすぐにバイトを入れることができます。
薬学部は基本、バイトのできる時間は少ないため突然できた休みを無駄にしてはもったいないです。
ライブやイベントの会場設営やデパートの試食など仕事の幅も広いです。
ただ、職場がその日によって変わるのでその都度新しくコミュニケーションをとる必要があります。
苦手な人や合わない人がいてもコミュニケーションをとりながら仕事をしなくてはいけません。
新しい人間関係を作るのが苦痛に感じる人にはおすすめしません。
メリット
- 好きな時間・日にちを選んで働ける
- いろんな職種を体験できる
- 幅の広い年齢の人と関われる
デメリット
- 基本日給制なので短時間では働けない
- 派遣先で新しく人間関係を作る必要がある
薬局、ドラッグストア
実は薬局でもバイトを募集していることがあります。みんなより一歩早く将来のことについて考えるいい機会になりますね。
薬剤師の仕事を間近で見ることができるます。
服薬指導をしてる様子を見て先生の技を盗んでしまいましょう。
処方箋を見ることもできるので「この薬今日習った!」「この検査値の基準値はいくつだったかな?」と勉強をしたことがいきてきます。
勉強の理解度も上がるし学んでいくのが楽しくなります。
ただ、バイト募集している薬局は多くないので早い者勝ちみたいなところがあります。
もし、バイトできればあなたはラッキーですよ!
メリット
- 薬剤師を間近で見れる
- 勉強をそのままいかせる
- 将来を想像しやすい
デメリット
- 探すのが難しい
- 募集人数が少ない
コールセンター
コールセンターは基本、時給が高く服装が自由なところが多いです。
薬学部だと4年生ではOSCE、5年生では実習、6年生では就活と思ったより髪色を変えたりする機会が少なくなります。
大学生のうちにできる髪色にしたいし好きな恰好したいという人にはおすすめです。
制服に着替えたり、学校に忘れたりすることもありません。
コールセンターでは、お客様の声を聴き要望に応えます。
何に困っていて何を望んでいるのか聞き取る必要があります。
その能力は薬剤師として働くなら絶対にプラスになります。学生のうちに身に着けておけるならうれしいですね。
しかし、時には理不尽な方のお話を長い間聞くこともあります。そのため、ストレスをため込んでしまう人もいます。
ストレス耐性があまりないと思う人はやめた方がいいかもしれません。
メリット
- 時給が高い
- 服装が自由
- 体力を使わない
- 聞く力がつく
デメリット
- 精神的にキツくなる
- 年代的には年上が多い
最後に
最初に始めたバイトをそのあとずっと続けなければいけないわけではありません。
私のようにコロコロ変えてもいいですし、掛け持ちしてもいいです。
ここにかいていないバイトにも良い点はいっぱいありますし、そちらの方が合うという人も必ずいます。
大学生活は一度きりですし、やりたいことをやりたいだけしましょう。
皆さんが自分に合ったバイトを見つけて楽しい大学生活を送れることを願っています。
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