[薬学生の留学]薬学生の留学は可能なのか?留学の疑問をすべて解決!

勉強

現在大学生の人や高校生で大学生のうちに留学をしてみたいと思っている人は多くいます。

「将来のために英語を喋れる様になりたい」

「他の国の医療体制について学びたい」

「いろんな考え方に触れてみたい」

そんな風に考えているけど薬学部では無理ではないかと思っている学生が多くいます。

実際、薬学部で留学へ行ったことのある人が少ないのが現状です。

しかし、薬学部でも留学へ行くことは難しいことではありません。

留学における正しい知識と準備さえしておけば留学へは行くことができます。

そこで今回は留学の選択方法と留学の種類について解説していきます。

これを読むことで留学に行きたいと思っている人は留学する方法がわかり、自分に最適な留学に行くことができるようになります。

留学の種類

留学の種類は大きく分けて3種類あります。

3つそれぞれ、期間と目的が違います。

まず1つ目は短期留学です。短期留学の期間は1週間から3ヶ月になります。 

短期留学は自分の学びたい語学学校へ行き、短期間での語学の習得を試みるための留学になります。

次に交換・認定留学です。交換・認定留学の期間は6ヶ月〜1年になります。

交換・認定留学は日本に在籍しながら海外の大学で単位を取得をするための留学になります。

そして3つ目は、大学院留学です。大学院への留学の期間は1年〜2年です。

大学院への留学は、海外での修士号・博士号の取得を目指すための留学になります。

薬学部でも留学はできる!

薬学部でも留学することは可能です。

留学の種類によって目的と期間が異なりますが、どの種類の留学でも行けます。

なぜなら、最も短い期間の短期留学であれば長期休暇を利用することで留学ができるからです。

講義があることもないので単位を気にすることなく留学をすることが可能です。

費用も少なく済むので1番行いやすい留学です。

交換・認定留学の場合でも単位の取得の可能なので、留年や休学をする必要はありません。

留学へ行くには成績(GPA)英語力などの条件がある可能性がありますが条件さえクリアすれば問題なく留学へ行けます。

交換・認定留学を考えているならTOEICや大学の成績を上げておいた方がいいでしょう。

大学院への留学は国家試験や卒論などは終わった後のため問題なくいくことが可能です。

大学によって期間に制限があったりや教授の了承などが必要になることがあります。

上記のように、薬学生であってもそれぞれの目的に合わせた留学をすることができます。

留学に行く目的別の期間と費用

短期留学

目的:視野を広げたい、刺激が欲しい

短期留学は視野を広げたい、刺激が欲しいという人におすすめです。

短期留学では、海外の薬剤師の状況や海外の医療体制などを見ることにより見識を広げることが可能です。

しかし、短期留学では期間が短いため英語力の向上はあまり期待できません。

短期留学を長期的な留学への足掛かりへして、その後の長期留学で英語力の向上をはかるのも1つの方法です。

費用:30〜60万円

費用はおよそ30~60万円必要になります。

留学先によって値段は左右されますが、学生でも頑張って貯金することのできる額になります。

奨学金を使うこともできるので、より安くで留学が可能です。

交換・認定留学

目的:英語力の向上と新たな視点の獲得

交換・認定留学は英語力を向上させたい、研究に対する新たな視点が欲しい人におすすめです。

交換・認定留学は、期間が半年から1年と長いため英語力の向上が期待できます。

そして、海外の学生と勉強することで自分の研究への新たな視点や問題の発見ができます。

実際6ヶ月の留学であいさつ程度の英会話しかできなかったのが日常会話ができるレベルまで英語力が上がった人もいます。

費用:80〜300万円

費用はおよそ80~300万円です。

留学期間に差があるため費用にも大きく差が開いています。

交換・認定留学では学校からの補助金や他団体からの奨学金などが出る例が多いため全額を負担する必要はありません。

留学先や成績によって奨学金や補助金の額も変わってきますが、総額300万円必要なところを、80万円ほどで留学できた人もいます。

大学院留学

目的:自分の研究・学びたいことの追求

大学院への留学は、現在の自分の研究の追究をしたいと考えている人におすすめです。

例えば、海外に師事したいと思っている研究者がいたり、専門分野の著名人との交流がしたい人は大学院への留学を検討してみましょう。

大学院への留学は研究者として問題のない英語力が身につくため、将来の幅が一気に世界に広がります。

費用:200〜400万円

費用としてはおよそ200~400万円になります。

修士課程であれば2年、博士課程であれば4年が必要になるため値段は大きく変わってきます。

修士課程であっても1年しか留学できない大学もあるため調べておきましょう。

留学に関する情報

留学に関しての詳しい情報や生の声がもっと聞きたいと思った人は「トビタテ!留学JAPAN」を見てみてください。

「トビタテ!留学JAPAN」は留学先の国別、学部別、目的別など様々なジャンル分けで留学へ行った学生の生の声を聴くことができます。

どのような動機で行ったのか、何を学んだのか、留学へ行って変わったことなど事前に知りたい情報がたくさんあります。

奨学金についての情報も載っていますので、ぜひ見てみてください。

まとめ

実際、薬学部で留学へ行っている人は少ない状況です。

しかし、薬学部でも留学へ行くことは可能です。

どのくらいの期間で行くのか、どのくらいの費用でいくのか、それぞれの目的に合わせて留学へ行きましょう。

留学へ行くための目的と期間については以下のようになります。

  • 短期留学(1週間~3カ月):他の国の医療について知り、自分への刺激が欲しい、長期留学への足掛かりにしたい
  • 交換・認定留学(6ヶ月~1年):英語力の向上 新たな視点の獲得
  • 大学院留学(1年~2年):自分の研究の追求

大学によって必要な経費、期間が変わってくるので、それぞれ行きたい大学や在籍している大学の留学制度を1度調べてみてください。

留学は、大きな経験になります。自分がどんな目的で留学したいのか考えて選びましょう。

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