こんにちは、みっちゃんです。
4年生になってそろそろCBTの試験について考えてるころですかね?
4年生は研究室も始まって、CBT・OSCEと忙しいと思います。
そのためCBTは合格率高いからまあ、後から勉強すればいいやと思っているとも多いでしょう。
しかし、CBTは薬剤師国家試験の合格率と深く関係してくるんです!
そこで今回は、「CBTと国家試験との関係 CBTは何点取るべきか」について解説していきます。
- CBTをする必要性ってあるの?
- 国家試験に絶対合格したい!
- CBTで何点取るべきなのか知りたい!
そんな人はぜひ最後まで読んでいってください。CBTの重要性と取るべき点数について分かります。
CBTに向けての勉強法について知りたい人はコチラからどうぞ!
CBTの合格基準:60%以上の正解率
CBTは60%以上の正解率で合格することができます。大学での試験基準と同じですね。
CBTは3つのゾーンに分かれており、それぞれのゾーンで問題数が違います。
ゾーン別の出題範囲と問題数は以下のようになります。
ゾーン1 | ゾーン2 | ゾーン3 | |||
物理系薬学 | 30題 | 薬理・薬物治療系 | 60題 | 基本事項 | 10題 |
化学系薬学 | 35題 | 情報系 | 15題 | 薬学と社会 | 20題 |
生物系薬学 | 35題 | 薬剤系 | 35題 | 衛生薬学 | 40題 |
薬学臨床 | 30題 | ||||
合計 | 100題 | 合計 | 110題 | 合計 | 100題 |
合計310題中、186題以上正解すれば合格するということです。
CBTにはゾーンごとに取らなくてはいけない点数というものがありません。全体で60%正解できれば合格できます。
そのため、CBTの合格率は97%と他のテストに比べて高くなっています。
大学の成績とCBTは相関性がある
実は、大学の成績が悪いとCBTの成績も低くなる傾向があります。
特に生物系、物理系、化学系などの基礎科目で成績が低くなる傾向が強くなります。
なぜなら、この3つは他の科目を勉強するときの基盤となるからです。
大学の講義でこの3つ(ゾーン1)ができないということは他の科目の理解度も低くなります。そうなると他の講義を合格するために勉強する時間が多く必要です。すると必然的に基礎科目にかける時間が減るんです。
私も学年が上がり専門的な科目が増えたことで、基礎科目まで手が回らなくなりました。CBT前に急いで基礎科目を勉強しました。
この3つの科目の大学の成績が悪い人はこの3つを意識的に優先して勉強しましょう。
その次は薬理などの暗記の多いゾーン2をしましょう。ゾーン3の問題は暗記科目は多いですが比較的簡単なので優先度は低くなります。
勉強の優先順位は以下のようになります
- ゾーン1(物理、化学、生物)
- ゾーン2(薬理・薬物治療学)
- ゾーン3
CBTと国家試験には相関性がある
実は、CBTと国家試験の合格率は比例します!
国家試験を合格する人は4年生の11月の時点でCBTの合格点を取れる実力を身につけています。
CBTは基礎学力の試験のため、4年次までの基礎学力の定着度を測ることができます。CBTでの点数が悪いということは基礎学力が足りないということです。
下の表からもわかるように国家試験の問題は基礎学力がある上での応用問題の割合が多いです。
基礎問題である必須問題の割合は26%しかありません。
必須問題は各科目に足切りラインがあり、足切りライン以下の点数を1科目でも取ってしまえば不合格になります。
6年の後半では理論問題や実践問題に力を入れるます。そのため、それまでに基礎問題をすでに理解している必要があります。
つまり国家試験に合格するためには基礎学力が必要ということです。
CBTで出題されるレベルの知識は必要不可欠なんです。
まとめ
CBTの成績は国家試験の合格率に比例するため、ギリギリ合格ではなく余裕で合格を目指す必要があります。
- CBTでは得点率80%を目指して勉強する
- 基礎科目であるゾーン1の科目を最初に勉強する
- 大学での成績で自分の苦手な分野を把握する
CBTには多くの薬学生が合格します。しかし、ただ合格するのではなく高得点で合格しましょう。
6年生になり慌てることなく余裕をもって国家試験に挑みたいですよね。今の努力で未来の自分を作りましょう!
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