大学生に必須?絶対に後悔しない研究室の選び方 5選【薬学生】

勉強
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大学生は研究室に配属されて、それぞれが自分のしたい研究をします。

その研究結果を卒論として6年生の時に発表することになります。

卒業するために避けては通れないのが研究です。

そして研究内容と生活に大きく影響してくるのが研究室選びです。

  • 「変な研究室に入りたくない!」
  • 「いい研究室ってどんな研究室?」
  • 「何を基準にするべき?」

研究室をいざ決めるとなるとどうすればいいかわからなくなりますよね。

今回は、「研究室を選ぶときに重要視すべきポイント」をまとめました。

研究室って何するの?

研究室では、ひとつのテーマに沿って実験を行い、卒業する際にその内容を論文として発表します。

よく言われる卒論というものです。

研究室には、教授や准教授、学部の先輩、博士課程、修士課程の方が同時に在籍しています。

研究のテーマに対する人数は研究室で異なります。

2,3人で1つのテーマをすることもあれば、1人ずつ割り振られることもあります。

何年生から?:4年生から

研究室には4年生から在籍することが多いです。

研究室に配属されて4年生の時から研究を開始する場合もあれば4年時は在籍しているだけで研究を行わない研究室もあります。

テーマの決め方も複数あります。研究室の選び方は今後に大きく影響してきます。

卒論発表はいつ?:6年の8月ごろ

卒論発表の時期は6年生の8月ごろにはおわります。

しかし、大学によっては卒業ぎりぎりまでかかることもあります。

薬学生は6年生では薬剤師国家試験の勉強に重点を置かれることがあります。

そのため、早めに卒論を終わらせる傾向にあります。

卒論の制作には時間がかかります。パワーポイントを用いて発表したり、論文を書いたりと作業が多いためです。

研究室を選ぶポイント

テーマで選ぶ

テーマの内容

研究室によってそれぞれ研究しているテーマはある程度決まってきます。

教授の研究内容に似た内容になることが多いです。

たとえば、がんの研究をしている教授や漢方について研究している教授など分野が大まかに分かれています。

そのため、自分がどんなテーマを研究したいのか決まっているならその分野の教授の研究室に行くのが1番いいでしょう。

テーマの選択の有無

研究室によってはテーマを自分で決めることができないことがあります。

例えば、複数の選択肢の中から生徒をそれぞれ教授が割り当てていくことがあります。 

そうすると研究室の先輩のテーマを引き継いだり、博士課程の先輩の手伝いをすることになることがあります。

自分はしたくないと思っている研究、嫌いな先輩との研究をやらなくてはいけない可能性が出てきます。

卒業するのに研究発表は必須のため、研究がいやでもどうしてもやらなくていけません。長い時間拘束されることが決まっています。

自分が納得のいくテーマを選択できるような研究室を選びましょう。

同じ研究をする人数

研究をグループでする場合と1人でする場合ではそれぞれメリットがあります。

1人の場合は自分のタイミングでできることが多いです。

バイトを入れたり、遊ぶ予定を入れたり自分の都合で決まることができます。

グループで行う場合は、複数の作業を同時にできるので研究のスピードが1人に比べて早いです。

卒論や発表原稿を複数人で作成することができるので1人当たりの作業量は減ります。

動物実験を行うか

解剖学が苦手な人や動物が苦手な人には重要になります。

研究テーマによっては動物実験は避けられない可能性があります。

複数人で研究をしているならメンバーに任せることもできますが、1人の時はやらざるをおえません。

どうしても無理な人は教授に苦手であることを伝えておくと良いでしょう。

研究にかける時間

研究を行なっている期間も研究室によって全然違います。

配属されてすぐに研究を開始する研究室もあれば研究のタイミングを任せるところもあります。

研究の日程が教授によって決まっている場合、長期休暇が研究で埋まることもあります。

例えば、ラットに毎日餌をあげないといけなかったり、培養している細胞を観察しにいかなくてはならないような学校に行く必要がある研究であるとほぼ長期休暇はなくなります。

1週間のうち何日行うのか、何時までするのか、自分で休みをとれるのか確認しておきましょう。

教授との相性

研究室に入れば、教授とのコミュニケーションは不可欠です。

研究する際には、教授に研究方法を聞くことになります。

研究の進み具合の相談や疑問などを教授に聞きながら研究は進めます。

自分で研究方法も模索しながら研究することはほとんどありません。

ほとんど先生の研究のお手伝いみたいなこともあります。

教授の研究に対する姿勢はさまざまです。

教授によっては話を聞いてくれない人や学生をバカにしてくる人もいます。そうなると研究が進まず卒業論文がなかなか書けなかったり、内容が薄くなってしまいます。

先生が研究の評価をすることがあるので、気に入らない生徒は低評価をつけてしまうという教授もいるかもしれません。

普段の研究室での教授との関係性が重要になります。

しかし、学校の講義で話しているだけではわからないことが多いので、配属されている学部の先輩を知っているなら先輩に聞きましょう。

教授に対する先入観を持たずに相性を判断をしましょう。

研究室の雰囲気

研究室には先輩方や博士課程、修士課程の方がいます。

先輩方の雰囲気と教授との接し方を見ておきましょう。

研究室では同級生と仲良くなることも多いですが先輩方との交流も必要になります。

先輩方は今後の就職活動実習についてなどこれから知っておきたい情報を知っています。

体験談や気を付けておくこと、過去問などをくれたりもします。

飲み会などを頻繁にするところ、研究に対しての熱意の高いところなどどんなところが自分にあっているのか判断しましょう。

試験に対する考え

研究室によって、試験と研究の比重が異なるので自分の成績とも相談しましょう。

研究を優先するため試験前でも休みのない研究室

試験2週間前から休みをくれる研究室

どちらがいいですか?

これが意外と重要になります。

成績に自信のない人が試験前休みのない研究室に行ってしまうと地獄を見ます。

研究を夜までしてそこから家に帰って試験勉強

これが2週間ほど続くなんて体がもちません。

勉強に自信のない人は試験前の休みが最重要ポイントになります。

まとめ:自分の送りたい生活で選ぶ

研究室は今後の生活に大きく影響します。研究室選びを失敗すれば、自分の理想の生活とは大きく離れていくでしょう。

自分がどんな生活をしたいのかで研究室を選びましょう。

好きな研究に没頭したい → テーマで選ぶ
長期休暇を楽しみたい → 研究にかかる時間で選ぶ
上の人との人間関係で悩みたくない → 教授で選ぶ
先輩とワイワイ楽しみたい → 雰囲気で選ぶ
国家試験やテストが不安 → 試験に対する考えで選ぶ

行きたい研究室がきまったら、その研究室に行けるように努力する必要があります。

その方法は、【研究室は選びたい!】優先的に選べるようになるための行動 3選で解説していますので、合わせて読んでみてください。

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