【薬学生】簡単な実習日誌の書き方 例文で分かりやすく解説!

実習
  • 日誌ってどんな風に書けばいいのかわからない
  • 書く内容が見つからない
  • 日誌を書くのに時間がかかる

実習をしている学生で日誌の書き方がわからずに悩んでいる人は非常に多いです。

私は、実習中に指導薬剤師に日誌をほめていただきました。

しかし、実習を始めたころは書き方がわからず友達や先生に相談していました。

この記事では、日誌の書き方がわからない人も日誌の内容を充実させることができるような「日誌のテンプレート」を紹介します。

これから紹介する流れに沿って日誌を書けば、内容の充実した日誌を書くことができるようになります。

日誌の書き方に悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでください。

実習日誌とは? 

実習日誌とは、その日学んだり体験したことを記録することで、指導薬剤師の先生に理解度をチェックしてもらうものです。

実習日誌はシステム上に書いたものをアップすることになります。

アップした日誌は、指導薬剤師と教員が見ることができるようになっています。

日誌を確認して、指導薬剤師の先生がどこまで学生が理解できているかを判断します。

日誌の評価

日誌の評価は実習の単位認定に大きく関わっています。

もし、1週間書かなかったりすれば単位がもらえない可能性もあります。

そのため、日誌はきちんと書いて、フィードバックをする必要があります。

日誌の内容を充実させることで、日誌の評価を上げましょう。

実習日誌の書き方テンプレート

実習日誌の書き方テンプレートは、以下のようになります

  1. メモを整理する
  2. 自分の行動を書き加える
  3. 行動前後の思ったことを書く
  4. 改善策を考える
  5. 理解できなかった部分を調べる
  6. 見出しを付ける
  7. 見出しに沿って1~5を書く

テンプレートに沿って書くことで、充実した内容の日誌を書くことができます。

次からはそれぞれの項目について詳しく説明していきます。

メモを整理する

当日の習った内容を、時系列で短い文章にして書き出します。

メモ書きは単語だけになってしまったり、字が間違っている可能性があるので。最初に短い文章にしておきます。

きちんとした文にまとめるときに、まとめやすくなります。

当日の習った内容を時系列順に書くことで、その日の習った内容をより鮮明に思い出せるようなるんです。

そうすることで、細かいところを書き忘れがなくり、メモを忘れていた部分も思い出すことができます。

そのため、最初は時系列順に、短い文章で習ったことを書きましょう。

例:新しい調剤の計算方法を習った

自分がどんな行動をしたのか書き加える

自分がどんな行動・業務をしたのかを書き加えていきましょう。

行動を書くことによって、習ったことを実践できているか、確認することができます。

習ったことを活かして行動できたか、前回、同じ業務をした時に比べてどうだったか、客観的に見ることができるようになります。

例えば、「散剤の調剤をした時に、教えてもらった計算方法を使って、調剤した」みたいな感じです。

行動したことを書くことで、自分の能力の変化を客観的に判断することができるようになります。

例:新しい調剤の計算方法を習った。 散剤の調剤をした時に新しい計算方法を使って行った。

行動前後の思ったことを書く

自分が行動をする前と後に思ったことを書きましょう。

  • どうしてそれをその方法でしようと思ったのか
  • 思った通りにできたのか、できなかったのか。

自分の理想と、その結果を書いていくことで、できるようになった理由や失敗した原因を知ることができます。

その時に、緊張したなどの心情も書いておくとよりいいかもしれません。

例: 新しい調剤の計算方法を習った。散剤の調剤をした時に計算方法を使って行った。 新しく習った散剤の計算方法で調剤してみようと思って計算方法を変えたらスピードが上がっていた。

今後の改善策を書く

できなかったことに対して、改善策考えて書いていきましょう。

できなかったことの原因がわかれば、次に改善策を立てましょう。

次に行うべき行動を、明確化することができます。

日誌に改善策を書くことで、今後の行動についての指導薬剤師への意思表示になります。

それにより、次のアドバイスをもらいやすくなります。

できなかったことへの改善策を立てることで、問題解決能力の向上につながっていきます。

改善策はしっかりと考えていきましょう

例: 新しい調剤の計算方法を習った。散剤の調剤をした時に計算方法を使って行った。 新しく習った散剤の計算方法で調剤してみようと思って計算方法を変えたらスピードが上がっていた。 計算方法を忘れないように定期的に復習をする。

理解できなかった部分を調べる

先生に教えてもらったけど理解できなかった部分を調べましょう。

メモを取っているときは、ネットや教科書を開いて調べることはできません。

例えば、医療で使われる略語や単語などわからないものが出てくると思います。

日誌を書く前に、調べてしっかりと理解しましょう。

もし、調べても理解できなかった内容は、次の日に聞くためにメモを残しておくと完璧です。

調べる前にすぐに聞くのではなく、調べてもわからないことを聞くようにしましょう。

分からなかった単語や略語は、次の日までに調べておきましょう。

見出しを作る

これまでの書いた内容の見出しを作っていきましょう。

見出しを作ることで、どこに何が書いてあるか、内容が分かりやすくなります。

そうすることで、実習での振り返りの時に見やすくなります。

実習中は日誌の他にも、1週間の振り返りや4週間ごとの振り返り、をする必要があります。

その時に、見出しを付けて内容を整理しておくと、簡単に振り返りを書くことができるようになりますよ。

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なので、書く内容によってそれぞれ見出しを作っていくことが大切になります。

例: 散剤の計算方法の実践 新しい調剤の計算方法を習った。散剤の調剤をした時に計算方法を使って行った。 新しく習った散剤の計算方法で調剤してみようと思って計算方法を変えたらスピードが上がっていた。 計算方法を忘れないように定期的に復習をする。

見出しに沿ってまとめる

いよいよ、最後になります。

今までの内容を見出しに沿って、まとめていきましょう。

ここまでである程度の骨組みはできているので、後は言葉遣いや文章の前後を入れ替えて整えましょう。

以下に簡単な例を挙げておきます。

例:散剤の計算方法の実践

新しい調剤の計算方法を教えてもらえた。午後に散剤の調剤をする機会があったので教えてもらった計算方法を使って調剤をした。 新しい計算方法によって調剤がスムーズに行えてスピードが上がった。 次もこの計算方法が使えるように定期的に復習をして忘れないようにしようと思います。

まとめ

日誌の書き方のテンプレートは以下のようになります。

  1. メモを整理する
  2. 自分の行動を書き加える
  3. 行動前後の思ったことを書く
  4. 改善策を考える
  5. 理解できなかった部分を調べる
  6. 見出しを付ける
  7. 見出しに沿って1~5を書く

流れに沿って日誌を書いてみてください。スラスラとスムーズにかけると思います。

実習で学んだことを忘れないようにしっかりと文章に残しておきましょう。

日誌は実習を有意義なものにする大事な要素になります。

日誌を上手に書いて実習で学んだことを自分のものにしちゃいましょう!

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